不動産のチラシポスティングを成功させるコツ|デザインから配布まで徹底ガイド
投稿日:2024.03.06/更新日:2024.03.27
分譲マンションや一戸建てなどの不動産物件を販売する際、特定のエリアに対して集中的にチラシを配布するポスティングは、有効な広告・宣伝手法のひとつといえます。
しかし、大量のポスティングを行っているものの、問い合わせや内覧につながらず反響率にお悩みの不動産会社も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、不動産チラシのポスティングで反響率を上げるコツや、チラシ作成のポイントなどをご紹介します。
Contents
不動産チラシポスティングのコツ
分譲マンションや戸建住宅、賃貸情報などの不動産チラシをポスティングする際、効果を高めるためにはどういった点に注意すれば良いのでしょうか。
ターゲットとエリアの選定
どのような人にチラシを見てもらいたいのか、ターゲットを明確に決めたうえで配布エリアを選定します。
たとえば、分譲マンションや戸建住宅の場合には、単身層よりもファミリー層のほうが需要を見込めるため、2LDK以上のファミリー向け集合住宅を中心に配布すると効率的です。
配布するタイミング
不動産物件を購入する際には、チラシを見て興味を抱いてもらった後に、内見に来てもらう必要があります。
内見は多くの場合、土日・祝日に集中するため、木曜日や金曜日に配布したほうが効率的といえるでしょう。
また、賃貸物件のチラシを配布する場合には、特に引っ越しの多い年度末を見越して1月から2月頃からスタートさせると良いでしょう。
手に取ってもらえるデザインを意識する
郵便受けにチラシやダイレクトメールが入っていても、多くの人は内容を詳しく確認することなく処分してしまいます。
そのため、チラシをポスティングしても、そこから問い合わせや来店、購入につながる人の割合はごくわずかです。
少しでも反響率を高めるためには、少しでもチラシを手にとり興味をもってもらえるよう、目を引くデザインを意識することが大切です。
関連記事:ポスティングのおすすめの時間は?避けるべき時間帯とは?
不動産チラシポスティングのメリット
そもそも広告や宣伝を目的とするのであれば、チラシのポスティング以外にもさまざまな方法があります。
その中で、あえて不動産物件の情報をチラシとして配布することは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
手元に残る
分譲マンションや一戸建てなどの不動産物件は、もっとも高額な買い物といっても過言ではありません。
そのため、長い期間をかけて複数の物件を比較することも多いものです。
Webサイトのブックマークやお気に入りとして保存しておくよりも、紙のチラシとして現物が手元にあったほうが目に入りやすいでしょう。
潜在層にアピールするきっかけになる
自社のWebサイトや不動産情報サイト、不動産情報誌などに物件情報を掲載するという方法もあります。
しかし、これらはいずれもユーザーが能動的にアクセスしないと、情報に触れることができません。
しかし、チラシのポスティングは不特定多数のユーザーに直接アプローチするため、チラシを見たことがきっかけで不動産物件を購入する気持ちが芽生える可能性もあるのです。
購入を検討している層だけでなく、潜在層にもアプローチするためには有効な手段といえるでしょう。
物件の近くの住民にアプローチできる
不動産物件は、住所や立地も重要な選定ポイントとなります。
一戸建てや分譲マンションを購入する場合、住み慣れた土地の周辺で物件を探す方は少なくありません。
Webサイトは世界中のユーザーがアクセスできるため、きれいで魅力的な物件であったとしても立地条件が合わないと選択肢から外れてしまいます。
しかし、ポスティングであれば、当該物件の近くの住民へ効果的にアプローチすることができます。
関連記事:ポスティングでやってはいけないNG行為や早く配るコツをご紹介
不動産チラシの作り方
ポスティング用の不動産チラシを一から作成する場合、どのような手順で進めていけば良いのでしょうか。
基本の流れとして以下の3ステップを押さえておきましょう。
1.ターゲットを絞り込む
ポスティングのコツでも解説した通り、チラシに掲載する物件に合わせて、どのような層をターゲットとするのか決めておきましょう。
2.チラシに掲載する情報を選定する
次に、チラシに掲載する情報を選定します。
物件の住所や販売価格はもちろんのこと、物件の写真や間取り、セールスポイントなども整理しておきます。
3.デザインを決める
最後に必要な情報を網羅できるよう、チラシのデザインを決めます。手に取ってもらえるチラシを作成するうえで、デザインは重要な要素です。
目を引く見やすいデザインに仕上げるポイントは、次の章で詳しく解説します。
成功する不動産チラシの構成要素
ポスティングの反響率を高めるためには、どのようなデザインのチラシを作成すると良いのでしょうか。
欠かすことのできない重要な構成要素をご紹介します。
3段構成のレイアウト
不動産チラシを作成する際には、以下の3段構成のレイアウトを意識してみましょう。
- 上段:物件の写真・キャッチコピー
- 中段:物件の情報・内覧会日程・物件の魅力や強み など
- 下段:問い合わせ先・来場者特典 など
上段で興味を惹きつけ、中段で詳細な情報の提供、下段で内覧会への参加や問い合わせなどの行動を促すという狙いがあります。
情報の重要度・優先度が整理されている
不動産チラシをポスティングする主な目的は、まずは物件に興味をもってもらい、内覧会や問い合わせなどの反響につなげることです。
不動産物件の情報は細かいものを含めると膨大であり、全てを網羅すると1枚では収まりきらなくなることもあるでしょう。
また、重要度が低い情報が多いと、何を伝えたいのかがわかりにくくなってしまいます。
すべての情報を網羅するのではなく、本当に必要な情報のみを厳選して掲載しましょう。
ぱっと見でメリットが伝わるようにする
ポスティング用のチラシは一目見ただけで何を伝えたいのかが分からないと、興味を抱いてもらうことはできません。
そのため、必要な情報を網羅しつつも、一目見ただけで分かるようなデザインに仕上げる必要があります。
「その物件ならではの魅力や強みは何か」「内覧会に来場することでどういったメリットや特典があるのか」
など、ユーザーにとってのメリットが明確に伝わるようなデザインに仕上げましょう。
関連記事:ポスティングの効果がない原因とは?解決策や効果測定の方法もご紹介!
おしゃれな不動産チラシデザインにするには?
分譲マンションや一戸建ては極めて単価が高いため、チラシを作成する際にも特別感や高級感を意識することが大切です。
上記で紹介した構成要素を押さえておくことは大前提ですが、その上でおしゃれなデザインに仕上げるためには、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。
色は多くて3色(原色は1色)まで
「おしゃれなデザイン」と聞くとカラフルな色をイメージする方も多いですが、あまりにも色を多用しすぎると統一感がなく安っぽく見えることがあります。
そのため、使用する色は多くても3色までを目安にしましょう。
また、赤や青、黄色といった原色は目立ちやすいため、1色に抑えることが基本です。
フォントは多くて2種類まで
色と同様、文字のフォントも種類が多すぎると安っぽく感じられるため、2種類を目安に使い分けましょう。
また、POP体や丸文字体などは親近感を感じられる一方で、高級感や特別感とは遠い印象を抱かれやすいです。
ゴシック体や明朝体、楷書体などのフォントがおすすめです。
高級感のある用紙を選ぶ
チラシに使用する紙、そのものの質感も重要です。
一般的なコピー用紙や光沢紙ではなく、名刺にも使われるような厚みのある紙やマット紙、凹凸のあるエンボス加工が施された紙などは高級感を演出できるでしょう。
不動産チラシのポスティングならコレイルにご相談ください
不動産チラシは完成したものの、ポスティングの専門的なノウハウがなく、苦労しているという企業様も多いのではないでしょうか。
そのような場合には、関西地区の分譲マンションへのポスティングに特化したコレイルへご相談ください。
ある不動産会社様では、自社でポスティングを行っていたものの配布効率やポスティングそのものの品質が悪く、クレームが頻発していました。
しかし、コレイルへ依頼したことでクレームは激減し、反響率アップにもつながっています。
分譲マンションに特化したポスティングを集中的に行うことで、限られた枚数でも反響率アップが期待できます。
まとめ
不動産チラシに限らず、ポスティングの反響率を高めるためには正確なターゲットの選定と配布エリアの検討、チラシの内容やデザインにもこだわる必要があります。
「必要な情報を網羅し、デザインにもこだわったチラシは完成したものの、ポスティングの人員やノウハウが不足している」
そのような場合には、ぜひ一度コレイルまでご相談ください。
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